防犯性の高い一軒家の特徴って?注文住宅を建てる際のポイント・注意点を解説

たてる

一軒家で家族が安心して暮らすためには、間取りや設備だけでなく、防犯面にもしっかりと配慮された住まいであることが重要です。戸建て住宅は、マンションに比べて外部から侵入されるリスクが高くなりますので、注文住宅を建てる際には、設計段階で防犯性を高める工夫を取り入れることが重要です。

この記事では、防犯性の高い一軒家に共通する特徴や、注文住宅を建てる際に意識するべきポイント、具体的な注意点などを解説します。マイホームを計画している方や、防犯性の高い一軒家を建てたい方はぜひ参考にしてください。

一軒家の防犯対策の重要性

一軒家を建てる際に意外と見落とされがちなのが「防犯対策」です。どうしても外観や間取り、設備などに意識が向きがちですが、戸建て住宅においては防犯対策が非常に重要です。侵入窃盗の被害は、金銭的な損害だけでなく、住まいへの信頼感や安心感が大きく損なわれます。

空き巣や窃盗犯は「侵入しやすい家」を狙う傾向があり、塀や植栽に隠れられる死角の多い家や、防犯設備のない家などは、格好のターゲットとされやすくなります。また、一度侵入被害を受けた家は、再び狙われる可能性も高く、防犯対策が不十分な状態では、精神的な不安も大きくなるでしょう。

防犯性の高い一軒家の特徴

防犯性の高い一軒家の特徴

防犯性の高い一軒家にするためには、「家のつくりそのもの」にしっかりと防犯の視点を取り入れることが大切です。空き巣や侵入者は、わずかな隙を見逃さず侵入してきます。

ここでは、防犯性の高い一軒家に共通する3つの主な特徴を紹介します。これから家を建てる方、建て替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

設計に工夫がある

建物や敷地の設計において、犯罪を抑止するための工夫が取り入れられているのが防犯性の高い一軒家の特徴として挙げられます。まず、外部からの侵入を防ぐために敷地へのアクセスを制限する設計がポイントです。例えば、門扉や塀を適度な高さに設定し、外部からの侵入経路を明確に区切ることで、侵入のハードルを高くすることができます。

また、死角をできるだけつくらない設計もポイントです。玄関や勝手口、バルコニー、庭の見通しがよく、周囲からの視認性が確保されている住宅では、不審者が人目を気にして近づきにくくなります。さらに、通路や窓の下などに砂利を敷くことで、歩くと音が出る仕組みをつくり、不審な動きに気づきやすい環境が整えられている住宅もあります。

そうした設計上の工夫は、侵入そのものを思いとどまらせる心理的効果を生み出し、防犯性の高い住まいといえます。

窓・ドアの防犯性能が高い

防犯性の高い一軒家の特徴として、空き巣の侵入経路になり得る窓やドアに対して、対策が施されている点も挙げられます。特に窓は、住宅の中でも無防備になりやすい箇所で、鍵がかかっていてもガラスを割られて侵入されるケースも多く見られます。そのため、防犯ガラスを採用している住宅が多く、中でも中間膜を挟んだ合わせガラスは、割れにくく侵入に時間がかかるため、犯行の抑止効果が期待できます。

また、防犯性の高いシャッター雨戸や面格子を併用することで、物理的なバリアを強化し、窓からの侵入を防ぐことができます。錠を防犯仕様のものにしたり、補助錠を設置したりすることで、窓の開閉部に対する防御性を高めている住宅もあります。ドアについても、ピッキングに強いディンプルキーや、サムターン回しを防げる構造の鍵を採用する傾向が見られます。

セキュリティ設備が充実している

侵入を防ぐためのセキュリティ設備が充実している点も防犯性の高い一軒家の大きな特徴です。防犯カメラや人感センサー付き照明、スマートキー、ホームセキュリティシステムなどが導入されていると防犯性が高まります。特に防犯カメラは、犯罪の抑止力としてだけでなく、万が一の際の証拠映像にもなるため、玄関・駐車場・庭などに設置されるケースが多く見られます。

また、人感センサー付き照明を設けることで、不審者の接近を検知して明かりが点灯し、心理的に侵入をためらわせる環境が整えられていることも多いです。さらに、警備会社と連動したホームセキュリティシステムを導入している住宅も多く、異常があれば即時対応が可能な体制が整っています。スマートフォンと連動するタイプであれば、外出先からの状況確認や施錠操作も可能で、より高度な防犯対策を実現できます。

防犯対策はソフト面も重要

住宅の防犯対策は、建物の構造や設備といったハード面の対策とあわせて、日常生活における行動(ソフト面)も非常に重要です。どれだけ設備が整っていても、鍵のかけ忘れや窓の開けっぱなしなど、住む人の意識や習慣次第でリスクは高まります。

外出時は短時間でも施錠を徹底し、SNSで不在を匂わせる投稿を控えるなど、普段の行動から防犯意識を高く保つことが大切です。郵便物をため込まない、夜間の外出中に照明をつけておくなど、細かな工夫も効果的です。

また、近隣住民とのコミュニケーションを通じて、周囲との連携を深めることも、侵入者への抑止力につながります。建物だけでなく「暮らし方」まで含めた対策が、防犯性を高める鍵となります。

防犯性の高い注文住宅を建てるためのポイント・注意点

防犯性の高い注文住宅を建てるためのポイント・注意点

ここからは、防犯性に優れた注文住宅を建てるために抑えておくべき2つのポイント、「設計段階から防犯を意識する」「信頼できるハウスメーカーに依頼する」について解説します。

設計段階から防犯を意識する

防犯性の高い注文住宅を実現するためには、建物の設計段階から防犯を意識することが重要です。建物が完成した後に設備を追加するよりも、初期のプランニング段階で防犯要素を取り入れることで、自然に防犯性を高めながら、見た目や快適性を損なわずに済むというメリットがあります。

たとえば、死角ができにくい間取りや、窓や出入口の配置を工夫することで、外からの視認性を確保し、不審者が近づきにくい環境をつくることが可能です。また、バルコニーや勝手口など侵入されやすい箇所には、防犯ガラスや面格子、照明設備をあらかじめ組み込むことで、リスクを最小限に抑えることができます。

信頼できるハウスメーカーに依頼する

防犯性の高い注文住宅を実現するためには、信頼できるハウスメーカーに依頼することが非常に重要です。設計力だけでなく、防犯に関する知識が豊富にある会社であれば、立地や住環境に応じた具体的な対策を提案してもらえるからです。

窓やドアの防犯性能、セキュリティ機器の選定なども、専門知識がなければ判断が難しい部分です。信頼できるハウスメーカーであれば、過剰な設備投資にならずに、コストと効果のバランスが取れた提案が期待できます。実際に複数のハウスメーカーの話を聞いて信頼できる会社を選ぶのがおすすめです。

ハウスメーカーの選び方

ハウスメーカーを選ぶ際は、「実績」「提案力」「費用」「サポート体制」の4つを基準に比較検討することが大切です。豊富な施工実績がある会社は、技術力や対応力に優れていて、様々な要望に柔軟に対応できることが多いです。特に地域での実績が豊富な会社であれば、その土地の気候や防犯上のリスク、周辺環境といった地域特性を理解したうえで、侵入されにくい間取りや外構のアドバイスを受けられる可能性があります。

提案力の高さも重要で、施主の希望をしっかりと汲み取り、ライフスタイルに合った間取りや設備に加え、防犯性を高める設計や適切な防犯機器の提案があるかどうかも、比較する際のポイントとなります。

費用についても透明性が高く、見積りやプラン内容に納得できるかどうかを確認する必要があります。防犯設備を多く導入すればその分、費用は高くなりますが、あらかじめ標準装備として充実した設備が含まれている会社であれば、追加費用を抑えることが可能です。さらに、引き渡し後のアフターサポートが充実しているかどうかも、長く安心して暮らすうえで重要な判断基準となります。

防犯性の高い注文住宅を建てるなら「富士住建」

防犯性の高い注文住宅を建てるなら「富士住建」

大切な家族や財産を守るために、住宅における防犯対策は欠かせない要素です。富士住建では、「完全フル装備の家」というコンセプトのもと、機能性や快適性はもちろん、防犯性にも優れた注文住宅を提供しています。

住宅展示場への出展や豪華なカタログ制作、契約前のしつこい営業活動を行わず、必要なコストを最小限に抑えることで、価格を抑えながらもお客様一人ひとりの理想に寄り添った注文住宅を実現しています。

完全フル装備の家の詳細や、防犯対策について紹介します。

「完全フル装備の家」とは?

100点を超えるハイグレードな設備が標準装備された注文住宅です。一般的にオプションとなることが多いハイグレードのデザインキッチンや1.5坪のテレビ付きバスルーム、太陽光発電システムなどをはじめ、カーテンやLED照明、エアコンなど、生活に必要な設備もすべて標準装備なのが大きな特徴です。

また、全窓に断熱性に優れた樹脂サッシと複層ガラスを採用し、省エネ性や断熱性にも優れています。加えて、地震対策として制振ダンパーも標準装備されており、繰り返される地震に強い造りになっています。完全自由設計のため、間取りや外観の自由度も高く、デザイン面でも満足度の高い住まいを実現できます。

>>「完全フル装備の家」の詳細はこちら

防犯対策

標準仕様の中に防犯性を高める仕様も数多く組み込まれており、ご家族の安全と安心をしっかりサポートしています。1階全ての窓と2階の掃き出し窓2ケ所に、防犯フィルムを挟み込んだ「防犯ペアガラス」を採用。その他、電動シャッターや2重ロック、面格子・多機能ルーバーといった装備で侵入を抑止できます。

玄関に高性能の電気錠+ディンプルキーを採用することも可能です。テレビドアフォンはパノラマワイド画面と録画機能付きで、来訪者をリアルタイムかつ記録で確認できます。加えて、センサーライトカメラやセンサー付き外照明、タイマー付き照明などの設備もあり、在宅・不在を問わず住まいを守ることができます。

>>防犯対策に関する詳細はこちら

住宅の防犯対策は重要

今回は「防犯性の高い一軒家」をテーマに、防犯性の高い住宅の特徴や、注文住宅を建てる際のポイント・注意点などを解説しました。一軒家を建てる際、防犯性の高さは安心・安全な暮らしを実現するために欠かせない要素です。侵入者を抑止する設計や、防犯ガラスや電気錠といった高性能な設備、センサーライトや録画機能付きインターホンなどのセキュリティ機器の導入が防犯性を高めます。

そうした対策を計画段階から取り入れるためには、防犯の知見があり、実績が豊富で提案力に優れたハウスメーカーに依頼することが重要です。富士住建では、防犯性を含めた安心して暮らせる住まいづくりを重視しています。

防犯ガラスや電動シャッター、センサーライトカメラなどが標準装備で、コストを抑えながら高い防犯性能を実現できるのが特徴です。防犯性の高い一軒家を建てたいとお考えであれば、ぜひ富士住建にご相談ください。

>>ショールーム一覧はこちら

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